INCNovember 使用構築(最終レート1821 32-7) スイッチネクロオーガ
初めまして、かたやんと申します。
この度、自分が好きなGSルールが来年の公式ルールに決定したことを受け
密かにWCSレートで試行錯誤しながら遊んでました。
GSの公式大会にエントリーするのは今回が初めてだったのですごく緊張しましたが、思った以上(当初は1800目標)の結果が出たため記事にしたいと思います。
使ったポケモンは特に目新しいというわけでもありませんがよかったら見ていってもらえたらと思います。
※12/18追記 最終レートを1822と記載しておりましたが正しくは1821でした。誠に申し訳ありません。
↓使った構築はこちらになります
【構築経緯】
最初はサンルールということでグラードンホウオウを使ってましたがメインウェポンの命中不安がやはり気になり、レートでも勝率が安定せずで終わりました。
ということでやっぱり命中安定高火力のカイオーガが一番あんていするんじゃないかということでまず選択
2体目の伝説にカイオーガの止まる草やドクロッグなどの乾燥肌につよくこのルールトップクラスの制圧力を持つジオコンゼルネアスに強い日食ネクロズマを採用。
個人的に最も強力なS操作だと思っているトリックルームを自身で使えるのも評価が高いです。
続いて一般枠を埋めていくわけですがまず相手のカイオーガに好きに暴れられるのを防ぐためにルンパッパを採用しました。
そしてネクロズマが安定してトリルを張るためのねこだまし役として汎用性の最も高いガオガエン。
また相手のフィールドを書き換えるポケモンも必要だと思いネクロズマのフォトンゲイザーの火力底上げと猫だましの防止を場に出ただけで行えるカプテテフも採用。
これまでの5体でディアルガやナットレイがきついと思い格闘打点をもつポケモンが欲しいと思いトリルを採用している構築なのでラランテスを使ってみることにした。
こうして6体が決まりあとはレートで試合をこなし持ち物や技などの微調整をしながら
今の構成にたどり着きました。
【個別解説】
カイオーガ@拘りスカーフ
しおふき ねっとう こんげんのはどう 雷
実数値 175-x-111(4)-222(252)-160-142(252) 控え目
最初は最遅眼鏡などを試してましたが、トリルを防ごうとネクロズマにバンバン挑発が飛んできたのでトリルを匂わせておいて普通に殴るのもありだと思いS操作なしでも動けるスカーフを採用。
ネクロズマがいるので眼鏡や鉄球持ちだと思っている相手に一泡吹かせられるかも、とか思ってた。
ガオガエンの後攻とんぼがえりから無傷で着地ししおふきぶっぱするのが普通に強かった。
S操作の必要がないため選出幅を増やすのにもスカーフでよかったと思います。
ネクロズマ(日食)@サイコシード
実数値 204(252)-229(252)-147-x-130(4)-73※最遅 勇敢
調整はもっといいのがあるかもしれないがA極振りフィールドフォトンゲイザーで無振りカイオーガがぎりぎり一発なのでそのまま使っていた。
トリックルームは相手の追い風やジオコントロールへの切り返しに使うのが主でラランテスをエースとして選出した場合を除いては積極的には使わなかった。
このため性格はいじっぱりにしてアマージョやガオガエンの上を取れるようにしてもよかったかも
守るはゼルネアスを後ろに温存されている場合、下手な消耗はできないので必要。
トリックルームを防ぐための集中を受けやすいのですごく役に立った。
持ち物は悩んだがルナアーラやカイオーガの攻撃を耐えられるように耐久を補うサイコシードに。
テテフを選出できず持ち物が腐る場合もあったので要検討枠だと思います
ルンパッパ@イアの実
猫だまし 草結び ねっとう 冷凍ビーム
実数値 164(68)-x-99(68)-137(116)-121(4)-122(252) 控え目 すいすい
オーガメタの枠。
調整はルンパミラーで不利をとらないため準速に
H-BはC200サイコフィールド込みのサイコショックで木の実を食べてくれるあたり
残りは極力カイオーガを削りたいためCに振りました。
カイオーガに対して裏から投げられるように半分実を持たせています。
テテフ追い風ルナアーラからの眼鏡カイオーガがつらすぎたのでこのような調整になりましたが、カイオーガ入りの立ち回りに余裕が持てるようになったので良かったと思います。
ただ冷凍ビームはほぼ打たなかったので守るか雨ごいあたりでよかった
ガオガエン@突撃チョッキ
猫だまし とんぼがえり フレアドライブ はたき落とす
実数値 202(252)-148-132(172)-x-122(84)-58※最遅 勇敢 いかく
当たり前のように入ってきたポケモン。
ダブル適正ありすぎて外す選択肢すらなかった。
ネクロズマのサポートで出して猫威嚇とんぼで荒らします。
調整はA222グラードンのダブルダメージ断崖耐え(=威嚇込みで鉢巻断崖も耐える)
グラードンに強引に居座りとんぼで天候を奪いながらカイオーガを無償降臨させる動きが強いです。
Sは相手のガオガエンより後にとんぼしたいため最遅
ルナアーラやコケコテテフなど特殊方面のわざを受けて行動したい場面が多かったので突撃チョッキを持たせています。
実数値145-x-96(4)-182(252)-135-161(252) 臆病
ネクロズマのお供として、またフィールド要因として採用。
相手のトリルや追い風などの展開を防止する枠でもあるので挑発は必須
自分より隣の伝説枠を守ってほしい場面が多いので気の毒な役回りになり心苦しいがサイドチェンジを採用している。
ラランテス@オボンのみ
リーフブレード ばかぢから はたきおとす 守る
実数値 176(244)-165(196)-110-x-119(68)-46※S個体値4 勇敢
数値が心もとない分役割範囲を決めて出せば想像以上の活躍をしてくれます。
調整はA+1でH振りのガエンを馬鹿力で落とせるまでAにふって
あとはオーガやディアルガなどの攻撃をたえやすくするためDに回しました。
Sはミラーでの同速勝負を避けるため少し個体値を上げています。
持ち物は場持ちをよくするためのオボン。
ディアルガのラスターカノンやオーガの潮吹きで圏内に入りやすいです。
いい調整があれば半分回復実のほうが強いと思います。
【主な選出】
ゼルネアス絡み
ネクロズマを大切にしながら戦う。
イベルタルと組んでるならスカーフオーガを通すことを考えて立ち回る。
カイオーガと組んでるとネクロズマが疲弊しがちで厳しい。(オーガゼルネ相手だとサイコシードが輝く)
グラードンと組んでる場合も同様に天候奪取からの制圧を狙いたい
ルナオーガ入り
〇後発 カイオーガ+ルンパッパ
ルナアーラ+守り神(テテフかコケコ)を先発で出されるのが多かった
後発オーガを安全に出されないよう注意して立ち回る。
ネクロズマでトリルしたいが挑発が飛んできやすいので厳しい。
トリパだな~と見えたらこれ
ミラー相手は初手もよくミラーしてた。
挑発で相手のトリルを許さずオーガの潮吹きでの制圧を目指す。
ミラー戦は後発はガエン、ルンパも置きたい気持ちがあって選出は固定されていない
ディアルガ入りはネクロズマとガエンを初手にしラランテスも選出確定。
機を見てトリルしラランテスで頑張る
尋常じゃないほど刺さってる時もあるのでたまに初手ラランテスもやってた
【きつかった相手】
禁伝枠が不利をとる。一撃で落とせるポケモンがいない
カプ・レヒレと組んでシードアクロバットしてくるのが特にきつい
重力催眠
読めてもどうしようもない。
催眠体制をどうにかして取り入れたかった。
最速起きを願わないといけないことが多いです。
ジガルデ
ラランテスの筋トレで応戦するしかない
オーガに冷凍ビームあるとちょっと楽か
ツボラキ
ジガルデ同様、ほえるがないので。
テテフネクロでうまくトリル下でツボツボを召喚されないようにするとか。
【最後に】
ここ数カ月、このルールをやっていて非常に楽しかったです。
ムーンシリーズもちょくちょくやっていきますのでよろしくお願いします。
予選抜けは思ってた以上に厳しくもう1勝したかったとの思いもありますが
自分が戦前に立てた目標は突破できたので良かったと思います。
最後にここまで見ていただいてありがとうございました。
水Zスイクン入りマンダマンムースイクン【最高/最終 2060/2020】
↑画像は最終レートです
皆さんシーズン2お疲れさまでした。
今回も思うような結果は出ませんでしたが、構築を紹介したいと思います。最終日に2060までいきましたがそこから連敗して2100は無理だと断念しました。
使ったパーティはこちらになります。
6世代で強かったマンダマンムースイクンがまだ7世代でも通用するかと思い
構築を組んでいきました。残り3枠が最後まで固定しきれずレートが安定しませんでしたが
最後に使っていた6体のみ紹介させていただきます。
【個別紹介】
慎重 実数値195(196)-166(4)-151(4)-x-154(236)-149(68)
やつあたり/竜の舞/身代わり/羽休め
この構築のメガシンカでありエース。
当初は陽気HSで使っていたが途中から電気が重くなったため使ってみたら意外と強かった。
ただリザードンを抜けないのがつらいので良変更だったとは言い難い。
陽気 実数値185-182(252)-101(4)-x-80-145(252)
普通のタスキマンムーではあるがつららを切って岩石封じを入れている
初手のリザードンがなかなかつらかった(つらら毎回2発しかあたらなくて泣いた)ので採用してみた。
打つ機会は多くギャラの起点阻止になる点もかなり強かった。
つららばりを切ったことでガッサの上をとるうま味が少なかったのでいじっぱりでいいと思った。
スイクン@水Z
控え目 実数値195(156)-x-139(28)-156(252)-136(4)-114(68)
ハイドロポンプ/凍える風/瞑想/吠える
この構築で最も地雷というべき存在。
ではあるが水の通りの良い構築が多く使い勝手はかなり良かった
無振りD1段階上昇ウルガモスが1発となかなかの火力。
相手は火力がないと思っていることが多く数多のウルガモスを葬ってきた。
初見殺し性能が高くなおかつ汎用性もあるため腐ることは少なかった。
Zを使った後は命中不安の塊なので十分に留意しておいたほうがいいと思った。
ギルガルド@ゴーストZ
ひかえめ 実数値161(204)-62※A妥協個体(4)-170-112(252)-171(4)-86(44)
シャドーボール/かげうち/キングシールド/どくどく
↑3体はテテフやゲッコウガが厳しいので採用した。
繰り出してから交代先に負担をかけるためにゴーストZでの採用。
ガルーラやポリ2がいない構築にはかなりの崩し性能があり強かった。
最終日はテテフやゲッコウガからの不意のZが飛んできてポケモンの厳しさを痛感させられた
カプ・ブルル@オッカのみ
腕白 実数値177(252)-151(4)-149(4)-x-117(12)-125(236)
宿木の種/ウッドホーン/岩石封じ/身代わり
マンムーだけでは対電気が厳しくレヒレへの対抗策にもとぼしかったため採用。
フィールドを変えれるポケモンも欲しかったので一枠で条件を満たすブルルに行き着いた。
持ち物は最初草ZではあったがZスイクンでカバルドンをワンパンできるため
ウルガモスやリザードンにワンチャン居座る選択肢が取れるオッカのみ。
やどみがにより繰り出されるテッカグヤをはめれるので有利対面を取れればアドバンテージをとりやすくなっている。
エンテイ@残飯
ようき 実数値209(156)-135-105-x-108(100)-167(252)
せいなるほのお/身代わり/どくどく/守る
ミミッキュ、オニゴーリに強めでブルルとの相性保管がいいということで
シーズン終了一週間を切ってからではあるが突っ込んでみた。
当初はヒードランだったが炎技の命中やグラスフィールドがあってもつらい地震などによって不安定だったため変更した。
ミミッキュにもエンテイのほうが強く聖なる炎の5割やけどが強力なのでこの変更はよかったと思う。
ただ試合時間が長くなるのでもう少し期間に余裕があるときに使いたかった・・・
S2は2100を目指すと意気込んで始めたシーズンでしたがこのような結果となり悔しい気持ちが強いです。シーズンを通して使い続けられる構築を作り2100に乗せることが今季の目標です。
ここまで見ていただいた方、ありがとうございました!&長文失礼しました